つわり中の吐き気や倦怠感は本当に辛いものです。

一生続くものではないとよく声をかけられますが、頭では分かっていてもそういった励ましで耐えられる程度の苦しさではありません。

当時の私でしたら、今すぐにそのつわりの症状が安全かつ完全になくなると言われれば、少々のお金を出してもその方法を選んでいたでしょう

今回はつわり中に使用した薬についてお話しします。

つわりの悪化での入院中吐き気を催したときに処方してもらっていたのはプリンペランというお薬でした。

ジェネリックではエリーテンと言う名前でもあります。

点滴薬でも飲み薬でもありますが、入院中は水を飲んでも吐いてしまう位だったので点滴以外使用することはありませんでした。

胎児に催奇形を生じにくい薬剤とありますが、医師にある印象に残ることを言われました。

どんな薬でも催奇形をはじめとしてその他胎児にどんな症状が現れるかは、ほとんどが動物実験の段階での結果でしかないのです。

例え、医療にとって優位な実験だとしても我が子に障害が残ったり死に至る可能性があるような実験をする親はまずいませんよね。

だからと言って、人間と実験で犠牲となる動物が同じ身体の機能・構造を持っているわけでもありません。

つまり、どの薬も100%胎児に影響がないとは言い切れないのです。

これを理解した上で薬を使用するかしないかを判断するのは妊婦本人なのです。







私の場合、幸いにも子供に障害や奇形はありませんでしたがそれすらも結果論です。

薬を使わず我慢すること、できればそうしたいですが私にはできませんでした。

言い換えればつわりはそれほど身体的にも精神的にも辛いんです

難しい問題ですが、1人で悩むことはないと思います。

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気になれば医師や看護師、そして家族と話し合えばいいんです。

特に、苦しみもがいている姿を見ている家族は頭ごなしに薬を飲むことを否定したりはしないでしょう。

話を戻しますが、このプリンペランという薬の効果はまぁまぁありました。

抜群に‼と言うわけではありませんが、

気が付けば「あれ?この数時間ムカムカしていないな」と言う感じで楽になっていました

効果は実感しましたが、頻回には使いませんでした。理由は上に述べた通りです。

退院時に念のため、内服薬を処方してもらいましたが飲むことはありませんでした。

吐いて楽になることを覚えたからです

妊婦は薬に依存しない力を潜在的に持 っているのかもしれませんね